ブラボー! 西江辰郎さんメンコン!!

9月17日(水) 058.gif



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9月15日(月) 習志野文化ホールにて

西江辰郎さんと新日本フィルメンバーによる

『日経ご愛読者キャンペーン演奏会』

♪モーツァルト / フィガロの結婚 序曲

♪メンデルスゾーン / ヴァイオリン協奏曲
ソリスト / 西江辰郎さん

♪ドヴォルジャーク / 交響曲第9番 「新世界より」



毎年この日は、お金のかかる日経を日々愛読する夫に心から感謝します。

新日本フィルを聴くといつも感じますが、
昨日は特に弦楽器の煌めきと、金管楽器の厚みのある迫力に圧倒されました。

テンポにかなり幅のある感の演奏。
特に「新世界より」の第四楽章はスリリングでした。
おおっ! 二度目の三連音符集団、私はこの速さでは弾けないっ!
かと思いきや、溜めに溜めたフィニッシュッ!!
非常にアグレッシブな「新世界」でした。


そして何と言っても、西江さんの「メンデルスゾーン ヴァイオリンコンチェルト」!
ブラボーッ! ブラボーッ!! ブラボーッッッ!!!
でした。

ソリストとして、またリサイタルでステージに立った時、
ふと天井を見上げるような仕草をする西江さん。
指揮者と目を合わせる直前、この日も天井を見上げました。

ほとんど前置きもなく、突如始まるあまりにも有名な旋律。
今まで持っていたイメージは、枯れ葉色だったり、冷たい木枯らしだったりしたけれど、
西江さんのヴァイオリンは、ボルドー色で温かさや深さを感じました。

一音一音大切に奏でるような、ややゆっくりめのテンポ。
抒情的な第二楽章も悲しげに歌い上げるような演奏ではなく、さらっとしているようで、
じわじわと心の隅から中心へと滲みわたっていくような、そんな感覚。

第三楽章の弾き手の技巧を試すかのような軽快なパッセージ。
そして大輪の花が咲き誇る第二主題。
西江さんのヴァイオリンが奏でる美しく輝く旋律。
ソリスト・オケ・指揮者全てがひとつに重なり合い迎える、華々しいエンディング。

西江さんのヴァイオリンでこの曲が聴けるなんて、本当に私は幸せ者です。

でもね・・・。
あの異常とも思える緊張感はなんなんでしょう?
フィニッシュの弓が跳ね上がる瞬間まで体中に力が入りすぎ、
奥歯噛みしめ、掌には爪痕、呼吸する事さえどこかへ置いてきていたような30分間でした。

どれだけ研鑚を重ねた西江さんでも、人間ですもの。
絶対に絶対に演奏中に何事も起こらない事なんて、100%ではないと思うのです。
今の時代、電子ヴァイオリンにプログラミングすれば、どんな曲でも科学の力で演奏できる事でしょう。
そこには、ミスタッチやズレなど起こるはずがありません。
でも、もしかしたら何かが起きるかもしれない生身の人間が演奏するからこそ、
曲に命が吹き込まれ、感動が生まれるのだと思うのです。

・・・という思いがあり、大変緊張しながら聴かせていただきました。
決して、西江さんの技術を信頼していなんなんていう、失礼な気持ちではないんです。
ただ、他のソリストの方が演奏する時と同じ気持ちでは聴く事ができないという事なんです。


ブラボーッ!
心の奥底で叫んだ昨日でした。

♪本日はコメント欄をお休みさせていただきます♪



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by a24ma35 | 2014-09-16 08:00 | 音楽のこと

ニャン生、何が起こるかわからない。たった一匹であの世に旅立つ寸前、おれは『寅吉』になったんだ。一匹ぼっちだったおれに、突然パパとママ、それから元気で優しいお兄ちゃんが3人もできちゃった。寅んちに遊びにおいでよ!!


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