西江辰郎さんのシャコンヌ ~「午後の名曲散歩」シリーズ ~

11月28日(金) くもり


冷たい雨の降る秋の午後。
戸塚にあるさくらプラザにて、
西江辰郎さんの演奏会が行われました。



《洗練された感性、情熱のヴァイオリン》

                ♪G.F.ヘンデル / ソナタ イ短調
                ♪J.トゥリーナ / ヴァイオリンソナタ第2番
                         「ソナタ・エスパニョーラ」
                ♪F.クライスラー / シンコペーション
                ♪M.ファリャ / ホータ
                ♪A.グラズノフ / 瞑想曲
                ♪M.ファリャ / スペイン舞曲
                ♪T.A.ヴィターリ / シャコンヌ
                ♪C. サン=サーンス / ヴァイオリンソナタ第1番

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パンフレットにある西江さんの対談から、
今回の演奏会の目玉は
「トゥリーナ」と「サン=サーンス」
なのかしら? と感じました。


「トゥリーナ」の『ソナタ・エスパニョーラ』は、
この日初めて西江さんのヴァイオリンで聴いた曲でした。
その名の通り、スペインの熱い日差しを思い起こさせるような
男性的で情熱的な力強い曲でした。



「サン=サーンス」というと
『序奏とロンド・カプリチオーソ』や『動物の謝肉祭』
をまず初めに思い浮かべます。
『ヴァイオリン・ソナタ第1番』は
やはりこの日が初めてでした。

でもね、ごめんなさい。
前日の夜、この日が楽しみ過ぎてなかなか寝付けず
当日も朝早く目が覚めてしまったせいでしょうか。
西江さんの豊かなヴァイオリンの音色に包まれながら
睡魔に片足をつかまれ、夢と現の間を行ったり来たりしてしまいました。
なんとも贅沢で至福の時間でした。



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今回のプログラムで一番楽しみにしていた曲。
「ヴィターリ」の『シャコンヌ』です。

私がこの曲と出会ったのは、今から16年前ほど。
その時聴いたのはミルシテイン演奏のものです。
憑りつかれたように繰り返し聴き、
続いてハイフェッツの演奏にはまりました。
この時人生初めて、
すすり泣く、枯れたヴァイオリンの声を聴いてしまったのです。

西江さんのヴァイオリンで、何度かこの曲を聴かせていただきました。
初めての演奏は2006年のチャペルコンサート。
西江さんの演奏からは、ほの暗い情熱や甘美な悲しみを感じます。
プレーヤーによっていろいろな表現があるのでしょうし、
聴く側の心の在り方にもよるでしょう。
「誰の演奏と比べて好き」
などというようなものではなく、
私にとって西江さんの『シャコンヌ』は
唯一無二の宝物なんです。

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西江さん。
幸せなひとときを、どうもありがとう!!



※掲載しました写真は、
10年来お付き合いのあるボックリ博士さんからいただいた物です。
無断でのご使用・転用等はご遠慮ください。





おきてがみ
『おきてがみ』始めてみました。



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by a24ma35 | 2014-11-28 07:55 | 音楽のこと

ニャン生、何が起こるかわからない。たった一匹であの世に旅立つ寸前、おれは『寅吉』になったんだ。一匹ぼっちだったおれに、突然パパとママ、それから元気で優しいお兄ちゃんが3人もできちゃった。寅んちに遊びにおいでよ!!


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