カテゴリ:音楽のこと( 24 )

夢の宴

12月15(木)



終演後、お疲れにも関わらず、レセプションパーティーにご出席くださいました♪



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ごあいさつで、

「プロもアマも、音楽に対する思いは同じです。」

と言ってくださったのが、とても嬉しかったです。




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Vnセカンドパートのみなさんとご一緒に。

シベリウスの3楽章は、弦楽器のトップ・トップサイドが大活躍!

入団初セカンドトップに座った女性は、その重責に耐えて頑張ってくださいました。ブラボー!





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私の師匠ご夫妻とご一緒に。

先生にポンッと肩を叩かれ「よかったねぇ(*^^*)」

と言っていただきました。

はいっ! 20年ぶりにバイオリンを再開できたのも、

習フィルに入団したのも、先生のおかげです。

ありがとうございました!





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こちらもまた重責を、そうとは感じさせずこなしてくださったビオラトップ氏!

各パートとのやりとりをいろいろご指示された西江さんでしたが、

第一楽章のビオラトップ氏との絡みは、初めからぴったりとマッチしていて

とてもとても美しいハーモニーでした。

なぜか握手ではなく、ハグを要求されたビオラトップ氏。

ずるい・・・(@`H´@)

若干お顔が赤いのは、お酒のせいですか!?





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チェロ嬢&クラリネット嬢の仲良しコンビと。

笑顔がはじけます。





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私の思いを「企画に出してみれば?」と背中を押して、

全面協力してくださったクラリネット氏。

西江さんは、ご自身からどんどん団員の輪の中に入って

とてもフランクに、楽しくお話ししてくださいました。

西江さんの行くところ行くところ

笑顔の花が咲き誇ります。





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サインにも気軽にお応えくださる西江さん。

知ってます?

「私の名前にはDearがついてな~い!」

「ついてる~♡」

と大紛争が起きてたの!



西江さんのお人柄に、皆さんが笑顔になったレセプションパーティーでした。

こうして、私の大切な夢は叶いました。

でも今回こうしてこの日を迎えることができたのは、習志野フィルのみなさんのおかげです。

ひとりでは、絶対に叶えることのできない夢でした。

本当に本当にありがとうございました。




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by a24ma35 | 2016-12-15 13:01 | 音楽のこと | Comments(12)

習志野フィル 第90回定期演奏会本番終了です

12月15日(木)



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ぼんやりと霞がかかったかのような弦楽器のPPからの出だし。

そこへ西江さんの第一主題が訪れます。

シベリウスはこの冒頭部分を

「極寒の澄み切った北の空を、悠然と滑空する鷲のように」

と指示しています。

空気までが凍てつく土地の空は、どんな色をしているのでしょう。





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西江さんの演奏は決して感傷的にならず、

シベリウスの意図するところを淡々と表現されているように感じます。

かと言って、温度をもっていない訳ではありません。

固く冷たく凍った大地を包み込み、

そして誰も気付かぬうちに、その氷が緩やかに溶け出すような

そんな包容力と暖かさをもった演奏です。






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ヴァイオリンは言葉を持ちません。

でも、ヴァイオリンの音色は演奏者の声です。

西江さんは何を考え、何を伝えようとしているのか、

西江さんの内なる声に、一生懸命耳を傾けました。

第二楽章のソロの出だし。

穏やかで暖かで、そして雄大な西江さんの低弦の響きに胸が震えます。






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この楽章を残すのみとなった最終楽章。

長く大切に、胸の中で思い願い続けてきた夢が終わる瞬間です。

西江さん、指揮者、そしてオケ全体で迎える最後の音。

言葉では綴りきれない様々な思いが、一気に溢れでてきました。




西江さん。本当に本当にどうもありがとうございました。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



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舞台袖で、暖かい笑顔と握手で団員を迎えてくださった西江さん。

気づいた時には、大撮影会が行われていました!







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女性団員の、キラキラ輝く笑顔が眩しい撮影会でしたよ。

フラッシュなんて、いらないんじゃないかしら~(//▽//)

よろよろと最後に袖に戻った私は、すっかり大撮影会に出遅れました。

まぁ、写真に収められる状態ではなかったですが・・・。



ああ! またまたこんなに長くなってしまいました。

次の記事は、かる~くレセプションです♪



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by a24ma35 | 2016-12-15 11:57 | 音楽のこと

習志野フィル 第90回定期演奏会 (本番まで)

12月15日(木)




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~12月11日(日) 習志野文化ホールにて~


新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスター

西江辰郎さんをお迎えした定期演奏会がありました。

お願いした曲目は『シベリウス ヴァイオリンコンチェルト』

西江さんご本人は「自分では選曲しない曲」

とおっしゃっていましたが、

清冽な湧き水のように澄み、それでいて

凍てつく大地を包み込むような暖かな音色の

西江さんのヴァイオリンには、ぴったりな協奏曲と私は感じています。






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前日のゲネプロを含め、3日間の合わせ練習に来てくださった西江さん。

毎回その音色は変化していき、西江さんの魂が吹きこまれていくようでした。

音楽は生きているんだなぁ。二度と同じ音は聴けないんだなぁ。

形には残らないけれど、心に残る音楽の素晴らしさを

改めて実感させていただきました。






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本番当日のステージリハーサル。

この日までに、西江さんはたくさんの事を私たちに教えてくださいました。

ソリストとの絡みのない部分も

「今のも素敵ですが、こうやったらもっと素敵になると思います。」

とヴァイオリンで弾いてくださったり、

音符・休符の長さ、ボウイング、ピチカート、ひとつひとつ丁寧に教えてくださいます。

オケパートを一緒に弾いてくださったりもしました。




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協奏曲というと、それはソリストのためにあるもので

オケパートは、いかにソリストが思い通りに弾けるかを考えるものだと思います。

(もちろんアマチュアなので、それができるかどうかは別として・・・)

でも、西江さんは「ここにいるみんなで一緒にいいものを作りましょう!」

と言ってくださっているようでした。

今回はソリストしてお越しいただきましたが、

でも、西江さんの言葉ひとつひとつに

やっぱり西江さんはコンマスでいらっしゃるんだなと感じました。





さて・・・。

どんどん思いは募ります。

本番までの記事がこんなに長くなってしまうとは・・・(^^;



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by a24ma35 | 2016-12-15 11:05 | 音楽のこと

習志野フィル 第89回定期演奏会 無事終わりました!

7月6日(水) くもり



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『習志野フィルハーモニー管弦楽団 第89回定期演奏会』

先日の日曜日、無事終了いたしました!

真夏のような暑さの中、1,100人を超えるお客様にお越しいただきました。


今回は(も)、難曲を3曲。

作曲者の民族的な感覚や、時代や歴史に裏打ちされた意図。

指揮者の井崎先生からは、いろいろな言葉や表情を通して

それを理解することの大切さや、作り上げる難しさを事を教わった気がしています。







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友人が娘さんを連れて聴きにきてくれました。

中学2年生になる娘さんもバイオリンを習っています。

「ぜ~んぜん練習しないんだから!」

と友人は言いますが、

でもいつか、幼い頃からバイオリンを持たせてもらった事を

ありがたいと思ってくれる日がきっと来ると思います。



さて! 第90回定期演奏会に向けて、楽譜作りです!!






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くるみちゃん、おりて!










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「ヤダ!!」


おっ、反抗期突入か!?



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by a24ma35 | 2016-07-06 10:06 | 音楽のこと

習志野フィル第88回定期演奏会

1月14日(木)



突然ですが、本日ネコ記事一切なしです!



~♪~♪~♪~~♪~♪~♪~~♪~♪~♪~~♪~♪~♪~~♪~♪~♪~



『習志野フィルハーモニー管弦楽団』

第88回定期演奏会

1月17日(日) 14時開演

習志野文化ホール


指揮 / 上野 正博氏



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今回のメインは、

カミーユ・サン=サーンスの

『交響曲第三番 オルガン付き』です。

作曲者のサン=サーンス自身が、天才的なピアニストであり

またオルガニストでもあったことから、

この曲にはピアノ(奏者2人)とオルガンが使用されています。

オルガンの響きは華やかであり、なおかつ荘厳で、

バリにあるマドレーヌ教会のオルガン奏者であった

サン=サーンスを色濃く物語っています。




今回の曲は、どれもセカンドバイオリンの私にとって、

弾き易い曲たちでした。

「曲に厚みを持たせる。」とか

「内声を支える」とかと言われるセカンドバイオリン。

実は細かい音をひたすら刻み続けたり、

同じ音をいくつも数えながら伸ばしたり、

メロディーに合いの手を入れたりと、

楽譜を読むのが苦手な私は、結構苦労していたのです。

リヒャルト・シュトラウスをやった時には

「私が弾いてるこの音は、どこでどうなるのだろうか!?」

というハテナマークが、意外と長い期間頭の中で渦巻いていました(^^;







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音楽の楽しみ方は、千差万別!

オルガンの音を子守唄に、ゆ~っくりお昼寝されるのも

気持ちいいものですよ~(*^^*)






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by a24ma35 | 2016-01-14 10:35 | 音楽のこと

新日本フィル「新クラシックへの扉」

6月27日(土)




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寅) 「あれっ! ママお化粧しちゃって、どこ行くの!?」




ちょいと、新日本フィルの『新クラシックへの扉』へ。

西江さんがコンマスで出られる日だから♡




寅) 「ちょっと体調が良くなると、すぐにウロウロするんだから!」



だって、面白い演目なんだもん。


♪ クーセヴィツキー / コントラバス協奏曲
♪ ドヴォルジャーク / 交響曲第9番「新世界より」


コントラバス奏者が指揮者なんだよ~。


それにそれに!




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西江さんの新しいCDが届いたんだも~ん♡

サインいただきたいの~♡♡



寅) 「どれどれ・・・」









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寅) 「必殺猫臭すりすり攻撃うけてみろ~!!」

やめて~。












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毎度毎度ご迷惑かと思いつつ、

楽屋口で出ていらっしゃるのをお待ち申しておりました。

ストーカー行為…、お慕いすること約10年。

変わらぬ穏やかさと優しさの西江さん。

変わらぬドキドキバクバクの私。

「人見知り」とは公言しつつ、誰とでもべらべら話せる私が

西江さんの前に出ると、まるで、

わからない問題をあてられたアホな小学生みたいになります。

その姿見たさに、一緒に演奏会についてくる

イジワルな女友達もいるほどです(-_-メ)



なにはともあれ、無事にサインをいただき、

ちょっとしたザンネン共通点を発見し、

夢見心地で帰ってまいりました~。




一夜明けても、心はまだ夢の中。

本日はコメント欄ごとお休みさせていただきま~す。




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おきてがみ




by a24ma35 | 2015-06-27 13:40 | 音楽のこと

習志野フィル 第87回定期演奏会のご案内

5月27日(水)


本日は
『習志野フィルハーモニー管弦楽団 第87回定期演奏会』
のご案内です。
(猫記事一切なしです)

実は習志野フィルの記事を書くのは、
とってもとっても緊張します(^^;
とってもとっても勇気がいります(^^;;

いくらブログは個人のものとはいえ、
単なるくだらない猫記事とは違って、
習フィルのみなさんにご迷惑をおかけしては
絶対にいけないと思うからです。

でもブログに書くことで、ひとりでも多くの方に
半年かけて作り上げた3曲を
聴いていただけたらという思いでいます。

そして「クラシックはちょっと・・・」の方にも、
このブログで少しでもご興味をもっていただけたらなぁ
という思いでもいます。

今回の演目は、とても聴き易いものばかりです。
もしかしたら、ご存知のフレーズもあるかもしれません。
どうぞ、お気軽に聴きにいらしてください!



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2015年7月5日(日) 14時開演
習志野文化ホールにて

♪指揮者 : 野津 如弘
♪クラリネット : 高子 由佳

《演目》
♪シューマン / 交響曲第一番『春』
♪ウェーバー / 歌劇『魔弾の射手』序曲
♪ウェーバー / クラリネット協奏曲第一番


※託児施設もあります。
小さなお子さんをお持ちのお母さんも
たまにはゆっくりとなさいませんか?





~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・



シューマン『春』



第一楽章。

いきなりのファンファーレは、

まだ目覚めやらぬ雪の下の草花を起こすかのように鳴り響きます。

一気に雪が溶けて、春の日差しが降り注ぎ、

まだ寝ぼけまなこの小さな動物たちが

巣穴から顔を出すような、そんなおどけたフレーズもあります。

そして次々と生命の力が芽吹き、

その命たちは空を飛び交い野を走り、

第一楽章のフィナーレを迎えます。



第二楽章。

春の夕暮れを思わせるような旋律が

ゆったりとしなやかに流れていきます。

日中の日差しに暖められた空気が徐々に冷えていくように

ドイツの春の夕暮れもまた、静かに過ぎていくのでしょうね。



第三楽章。

突如始まる、重たい響き。

「春雷」という言葉が日本語にはありますが、

ドイツにも春に轟く雷があるのでしょうか?

突然の出だしの旋律は、春の空を黒く埋め尽くした雷雲のようです。

そして暗雲は静かに静かに去っていき・・・



第四楽章。

一気に駆け上がるオーケストラ。

再び肌に刺さるような春の日差しが戻り、

花々は風に揺れ、蝶や鳥は青空に舞い

長く厳しい冬が終わり、暖かな春がきた喜びを

体いっぱいで表現しているようです。




と、突然の静寂の中で、

ホルンとフルートの響きだけが取り残されます。

ホルンは連なる緑の山々。

フルートは木々の狭間でさえずる小鳥たちでしょうか。

「人間」という存在を無にし、地球上の自然そのものが

春の到来を待ち望んでいたような感覚を覚えます。




フィナーレに向けてテンポはどんどんと加速していき、

すべての楽器が春の息吹の力強さを表現するように

曲は一気に終わりを迎えます。



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・



曲にはいろいろな解釈があり、感じ方も人それぞれです。

私が今まで演奏会やCDで聴いたり

今回、全楽章通してさらっていく中で感じたことを

感じたままに書いてみました。

クラシックって、こんなふうに自分の世界の中で楽しめれば

いいんじゃないかなぁと思います。

クラシックの苦手なみなさん。

もしご興味を持っていただけたら、

どうぞお気軽にいらしてくださいね!!







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おきてがみ




by a24ma35 | 2015-05-27 11:04 | 音楽のこと | Comments(4)

習志野フィル第86回定期演奏会 無事終了です!

1月21日(水) くもり


※本日、コメント欄はお休みさせていただきます。
皆様、いつもいつもありがとうございます!



『習志野フィルハーモニー管弦楽団 第86回定期演奏会』

無事終了いたしました!

今回は習志野フィル創立45周年記念公演ということで、

元習志野フィルのチェリストであり、

長年習志野フィルをご指導くださっている

田久保裕一先生の指揮でした。




♪交響的幻想曲『イタリアより』 / R・シュトラウス
♪ピアノ協奏曲第1番 / ブラームス

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5年前にもチャイコフスキーを弾いてくださった

ピアニストの山本貴志先生をお招きしての

創立記念公演となりました。

山本先生は、1音1音、音と語り合うように

繊細に音を紡ぎ出していきます。

特に第二楽章の切ない音色には心奪われました。

あんなに情熱的な演奏をなさる方なのに、

お話をされるととてもシャイで控えめな方でいらして、

きっとそんなお人柄も、聴衆の皆さんの

心を鷲づかみにされるのでしょうね。
 



前回の定期演奏会終了後から約半年をかけて仕上げたこの2曲。

今回の演奏会を終えて、とてもシンプルで当たり前だけど

とてもとても大切な事に気づいてしまいました。

「シュトラウスなんて、私には難しくて弾き切らないだろう…。」

とハナッからあきらめモードで練習を始めた私でした。



でも、全体練習、分奏練習、ゲネプロ、本番と曲を弾きこんでいくうちに、

1つの曲は、まるでお城の城壁のみたいと感じるようになったんです。




様々な形・大きさの石が緻密に重なり合い、

寸分の狂いも許さず、水一滴通すことなく積み上げられた城壁。

計算しつくされたその城壁は、

見事な強度とバランスと美しさを兼ね備え

何百年もの間、揺らぐことなくお城を守り続けているのです。



まさにシュトラウスの交響曲は、この城壁のようでした。

様々な楽器で構成される弦楽器・木管楽器・金管楽器・打楽器、

更にそれぞれの楽器にもパートがあり、

数えれば、それはそれは多くのピースが積み重なって

1つの曲が出来上がっているわけです。

そのピースは、形も大きさも色も様々。

でも、それぞれが完全な形で正しい場所にきちんと収まることによって

決して崩れることのない完璧な曲が出来上がるのです。




一人で練習している時の不安定な音、微妙な休符。

その音も休符も、他の楽器と組み合わせることによって、

こんなハーモニーが生まれるんだと実感できた曲でした。



そして、とっても当たり前の事だけど

私もそのピースの1つであるならば、

作曲家が残した形のない城壁を崩すことのないよう、

もっともっと正確なピースとならなければ!

と固く心に誓ってしまいました!!



次回は、ウェーバーのクラリネット協奏曲と

シューマンの交響曲です。



さいごまでお付き合いくださり、ありがとうございました
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by a24ma35 | 2015-01-21 09:32 | 音楽のこと

西江辰郎さんのシャコンヌ ~「午後の名曲散歩」シリーズ ~

11月28日(金) くもり


冷たい雨の降る秋の午後。
戸塚にあるさくらプラザにて、
西江辰郎さんの演奏会が行われました。



《洗練された感性、情熱のヴァイオリン》

                ♪G.F.ヘンデル / ソナタ イ短調
                ♪J.トゥリーナ / ヴァイオリンソナタ第2番
                         「ソナタ・エスパニョーラ」
                ♪F.クライスラー / シンコペーション
                ♪M.ファリャ / ホータ
                ♪A.グラズノフ / 瞑想曲
                ♪M.ファリャ / スペイン舞曲
                ♪T.A.ヴィターリ / シャコンヌ
                ♪C. サン=サーンス / ヴァイオリンソナタ第1番

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パンフレットにある西江さんの対談から、
今回の演奏会の目玉は
「トゥリーナ」と「サン=サーンス」
なのかしら? と感じました。


「トゥリーナ」の『ソナタ・エスパニョーラ』は、
この日初めて西江さんのヴァイオリンで聴いた曲でした。
その名の通り、スペインの熱い日差しを思い起こさせるような
男性的で情熱的な力強い曲でした。



「サン=サーンス」というと
『序奏とロンド・カプリチオーソ』や『動物の謝肉祭』
をまず初めに思い浮かべます。
『ヴァイオリン・ソナタ第1番』は
やはりこの日が初めてでした。

でもね、ごめんなさい。
前日の夜、この日が楽しみ過ぎてなかなか寝付けず
当日も朝早く目が覚めてしまったせいでしょうか。
西江さんの豊かなヴァイオリンの音色に包まれながら
睡魔に片足をつかまれ、夢と現の間を行ったり来たりしてしまいました。
なんとも贅沢で至福の時間でした。



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今回のプログラムで一番楽しみにしていた曲。
「ヴィターリ」の『シャコンヌ』です。

私がこの曲と出会ったのは、今から16年前ほど。
その時聴いたのはミルシテイン演奏のものです。
憑りつかれたように繰り返し聴き、
続いてハイフェッツの演奏にはまりました。
この時人生初めて、
すすり泣く、枯れたヴァイオリンの声を聴いてしまったのです。

西江さんのヴァイオリンで、何度かこの曲を聴かせていただきました。
初めての演奏は2006年のチャペルコンサート。
西江さんの演奏からは、ほの暗い情熱や甘美な悲しみを感じます。
プレーヤーによっていろいろな表現があるのでしょうし、
聴く側の心の在り方にもよるでしょう。
「誰の演奏と比べて好き」
などというようなものではなく、
私にとって西江さんの『シャコンヌ』は
唯一無二の宝物なんです。

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西江さん。
幸せなひとときを、どうもありがとう!!



※掲載しました写真は、
10年来お付き合いのあるボックリ博士さんからいただいた物です。
無断でのご使用・転用等はご遠慮ください。





おきてがみ
『おきてがみ』始めてみました。



さいごまでお付き合いくださり、ありがとうございました
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by a24ma35 | 2014-11-28 07:55 | 音楽のこと | Comments(0)

秋の夜のデュオ

11月17日(月)


♪ピンポンポンポ~ン♪
本日の記事は、ヴァイオリン・チェロにご興味のあるお方にしか伝わらないであろう、
ややマニアックな内容となっております。
ご興味のおありでないお方は、どうぞどうぞスルーされてくださいませ(汗
でも、寅ママの10年片思いのお相手が見てみた~い♡
という特殊なお方は、素敵なお写真だけでもどうぞご覧くださ~い。
♪ピンポンポンポ~ン♪


~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆


先週の金曜日の夜、
とても素敵な北欧家具に囲まれた
「ロゴバ」店内にて、
西江辰郎さんのヴァイオリンと
上森祥平さんのチェロで
デュオリサイタルが行われました。

《デュオの夕べ》
♪バッハ / 2声のインヴェンションより
♪モーツァルト / ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 (ヴァイオリンとチェロ版)
♪チェレプニン / ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
♪コダーイ / ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲

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吹き抜けの高い天井の店内とは言え
ホールのように残響を考慮した造りではないでしょうし、
あの空間にあれだけたくさんの人が入れば
音の響きもみんな吸い取られてしまうでしょう。

難しい環境だとは思いましたが
やはりそこは、西江さんと上森さんの技量が勝り
とても素晴らしいリサイタルでした♪



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西江さんは、リサイタルではよく、
ふだんあまり耳にすることのない曲を取り上げてくださいます。
私にとっては
「西江さんのヴァイオリンで初めて聴いた。」
という曲がいくつもあります。

今回の『アレクサンドル・チェレプニン』
もそうでした。

西江さん曰く
「楽譜がどこを探しても見つからなくて、
桐朋に行けばあるかと思ったら、やっぱりあった。
この楽譜を借りたのは僕が一番最初だと思うけど。」

って、そこから話が飛ぶ飛ぶ(^^;

お二人の演奏中の真剣な表情と、
お話しの最中のほわわ~んとした笑顔のギャップに
この日何度目かの♡崩壊をいたしました(*^^*)




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初めて聴いた『チェレプニン』。
開放弦の重音の多い曲に感じました。
(特にヴァイオリンかな?)

開放弦を重音でただ鳴らすだけだと
場合によっては、そこだけが突出して聴こえ、
曲の流れを留めてしまうような印象があります。
もちろんそんな事は一切感じる事はなく、
それが曲の力強さだったり、激しさを表現する
言動力になっているのかな…?
などなど考えながら聴き入りました。




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突然ですが、この美しい右手をご覧ください♡
こんな細い弓だって、60g前後は重さがあるんです。
なのに、どうしてこんなに優しく弓が持てるんでしょう!?
まるで、鳥の羽をそっとそっとつまんでいるかのようにしか見えません。
柔らかくしなやかで、繊細な右の指、手首、腕の動き。
それは、音の大きさに左右される事はありません。

アマチュアヴァイオリン弾きの憧れの右手なんです、西江さんの右手は!!





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さらにさらに、このどこにも力が入らない
自然なヴァイオリンの構え方!
立っても座っても、ハイポジションでも、fffでも
体のどこにも力が入ってるように見えないんです!!
(私なんか、1曲弾き終わったら奥歯が欠けちゃうんじゃないか?
と心配するほど、体中に力が入ってます。)

この美しい演奏姿こそ、長年西江さんに惹きつけられる
ひとつの要因でもある訳です。




あ、すっかりリサイタルから話がズレました。

『ゾルターン・コダーイ』は
どこか懐かしい感覚に陥りました。
どことなく、日本のわらべ歌のフレーズが
見え隠れするような。

これだけの多種多様の時代、曲想の大曲を
たった2本の楽器で表現したお二人。
同じ楽器が、曲によってまったく違う音色を奏でる不思議。
やっぱり西江さんのヴァイオリンを聴きに来てよかったと
心から思いました。




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と思ったら!

なんと、西江さんから突然ムチャぶりのアンコール!
上森さんが、『バッハ』の「無伴奏チェロ1番」を弾いてくださいました!!
予定されていらっしゃらなかったんですよね、上森さん!?
西江さん、ステージを上森さんに譲り
ご自分は客席の後ろで聴いていらっしゃいました。
こんな豪華なアンコールが聴けるとは思いませんでした~(^^)♪

上森さん、西江さんにもムチャぶっちゃえば良かったのに~(笑)




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終演後には、ワインがふるまわれ
笑顔でリラックスされるお二人。
ファンの方々に囲まれ、楽しそうにおしゃべりされていました。
本当に暖かく、穏やかで素敵なお二人です。





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最後にサービスショット!
西江さんファンの方、やっぱりこの笑顔に♡が崩壊しちゃいますよね~(≧▽≦)


それにしても、ウチにあったら即刻寅の餌食となりそうな籐のチェアー。
いったい、いくつ「0」が付くと思います?




※掲載しました写真は、
10年来お付き合いのあるボックリ博士さんからいただいた物です。
無断でのご使用・転用等はご遠慮ください。






おきてがみ
『おきてがみ』始めてみました。



さいごまでお付き合いくださり、ありがとうございました
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by a24ma35 | 2014-11-17 10:25 | 音楽のこと | Comments(4)

ニャン生、何が起こるかわからない。たった一匹であの世に旅立つ寸前、おれは『寅吉』になったんだ。一匹ぼっちだったおれに、突然パパとママ、それから元気で優しいお兄ちゃんが3人もできちゃった。寅んちに遊びにおいでよ!!


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