習志野フィル第88回定期演奏会
2016年 01月 14日
今回のメインは、
カミーユ・サン=サーンスの
『交響曲第三番 オルガン付き』です。
作曲者のサン=サーンス自身が、天才的なピアニストであり
またオルガニストでもあったことから、
この曲にはピアノ(奏者2人)とオルガンが使用されています。
オルガンの響きは華やかであり、なおかつ荘厳で、
バリにあるマドレーヌ教会のオルガン奏者であった
サン=サーンスを色濃く物語っています。
今回の曲は、どれもセカンドバイオリンの私にとって、
弾き易い曲たちでした。
「曲に厚みを持たせる。」とか
「内声を支える」とかと言われるセカンドバイオリン。
実は細かい音をひたすら刻み続けたり、
同じ音をいくつも数えながら伸ばしたり、
メロディーに合いの手を入れたりと、
楽譜を読むのが苦手な私は、結構苦労していたのです。
リヒャルト・シュトラウスをやった時には
「私が弾いてるこの音は、どこでどうなるのだろうか!?」
というハテナマークが、意外と長い期間頭の中で渦巻いていました(^^;
音楽の楽しみ方は、千差万別!
オルガンの音を子守唄に、ゆ~っくりお昼寝されるのも
気持ちいいものですよ~(*^^*)
by a24ma35
| 2016-01-14 10:35
| 音楽のこと